形状と大きさ、配色について

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何気なく街中を走る車を見ていると、様々な種類のナンバープレートを目にしますよね。
形状や大きさ、配色が違ったり、ひらがなやアルファベットの文字があったり。その違いにどんな意味があるのかご存知ですか。
今回は、普段あまり意識することのないナンバープレートについて、様々な角度から見ていきましょう。

◆そもそも、ナンバープレートとは?
ナンバープレートが持つ本来の意味や役割を、車好きの方でもあまりご存知ないかもしれません。簡単に言うと、ナンバープレートは自動車を個別に識別するために取り付けられた標識板です。正式には、車両の区分によって異なり、自動車登録番号標、または車両番号標、標識と名称は異なります。
➀自動車登録番号標
 登録自動車の場合の名称です。
 普通自動車、小型自動車(二輪を除く)、大型自動車などがあります。
➁車両番号標
 軽自動車や自動二輪車など、その他の自動車のナンバープレートです。
➂標識
 小型特殊自動車や125cc以下の原動機付自転車、ミニカーのためのナンバープレートです。

◆ナンバープレートの役割
公道を走る車にはすべて装着が義務付けられており、車の使用目的によって配色やデザインが異なります。また、車の種類ごとに各々意味がありますが、ナンバープレートの重要な役割を2つに分けることができます。
➀本来の役割
・自動車登録の外形的表示
 車両が自動車登録ファイルに登録されていることが認識できる外形的表示です。
・登録時の保安基準適合性の表示
 ナンバープレートが装着されていることで、車両が自動車の検査を受け、安全性や公害防止の観点から保安基準に適合していることが識別できます。
➁他法令の要請による役割
 自動車の登録時点で、他法令を根拠とする以下のような手続が履行されていることが識別できます。
・自動車保管場所証明の取得(車庫法)
・自動車損害賠償責任保険契約の締結(自動車損害賠償保障法)
・自動車重量税の納付(自動車重量税法)

◆形状
日本のナンバープレートは北米と同じ縦横比を持つ長方形で、世界的にみても大きめのサイズが採用されています。欧州などでは、軽量で復元性の高いプラスチック製のナンバープレートの導入が進んでいますが、日本のものは基本的に文字や数字を凸型に刻印したアルミニウム製、頑丈で重量感のあるナンバープレートが特徴です。

◆大きさ
日本のナンバープレートは、大きさが3種類に分かれています。
➀大型ナンバープレート
 サイズは横44cm、縦22cm。公道を走る車の中では一番大きいサイズです。
 ・車両総重量8トン以上、最大積載量5トン以上のトラック
・定員30人以上の大型バス
・大型の特殊自動車(クレーン車など、いわゆる8ナンバー)
➁中型ナンバープレート
 サイズは横33cm、縦16.5cm。普通自動車が装着しているのはこの大きさのものです。
・大型に区分されないバス・トラック
・大特(0ナンバー、9ナンバー)
・普通の軽自動車   
③小型ナンバープレート
 サイズが横23cm、縦12.5cmと、一番小さなナンバープレートです。
 基本的にバイク・原付がつけるものですが、それ以外に普通以外の軽自動車などが小型ナンバーの対象になります。
 普通以外の軽自動車とは、2輪の軽自動車や、軽2輪車、小型特殊自動車などのように
 車検を通さなくてもいい軽自動車が該当します。

◆配色
①1975年1月以降初回登録の軽自動車を除き以下の通りです。
・自家用自動車 →白地に緑文字
・事業用自動車 →緑地に白文字
・250ccを越える普通自動二輪車と大型自動二輪車
        →自家用には緑枠が付き、事業用には白枠が付く
➁1975年1月以降初回登録の軽自動車
・自家用軽自動車 →黄地に黒字
・業務用軽自動車 →黒地に黄字

近年では、字光式ナンバープレートや希望ナンバー制などのオリジナルナンバープレートも人気があるようです。
ご自分の車や走っている車のナンバープレートの違いに注目してみると、その車の用途が見えてきますよ。